特別インタビュー 在レオン総領事館・板垣克巳総領事「2022年はメキシコと日本の交流をより一層強化していきたい」

更新日:2021年12月15日

こんにちは。2021年はもうすぐ終わりを迎えようとしています。今年も様々な方にインタビューをしてきましたが、今回がMEXITOWN・2021年の最後となるインタビューとなります。


そこで今回は、2021年の締めくくりにふさわしい方として、在レオン日本国総領事館・板垣総領事に特別インタビューをしました。


COVID19の変異株が猛威を振るう中、ワクチン接種がメキシコ国内でも進み、COVID19の国内感染状況も落ち着いてきた様子を見せた2021年。バヒオ地域の6州(グアナファト州、ハリスコ州、ケレタロ州、サン・ルイス・ポトシ州、アグアスカリエンテス州、サカテカス州)を管轄する在レオン日本国総領事館の板垣総領事にとって今年はどんな年だったのでしょうか。また、来年に向けての取り組み・在留邦人の方へのメッセージなどもいただきましたので、是非最後までご覧ください。

<目次>


工夫をしながら対面でのイベントが少しずつ増えてきた2021年

バヒオ6州は日墨経済の屋台骨。日系企業の皆様の努力に敬意を表したい

日墨友好関係の強化で、相互交流をより深める2022年にしたい

バヒオ6州は世界遺産の多い魅力の詰まった州。是非足を運んでください!

在レオン総領事館は来年1月で6周年。在留邦人の皆様の意見を積極的に取り入れていきます


編集後記

在レオン日本国総領事館 お問い合わせ

工夫をしながら対面でのイベントが少しずつ増えてきた2021年


ー2021年、領事が印象に残った出来事を教えてください。


板垣総領事:まず2021年2月に、長年、日墨の友好関係そして在留邦人の方のために力を尽くしていただいたベアトリス・ヤマモト元連邦下院墨日議連会長がお亡くなりになられたことです。ベアトリス女史は日系三世で、日本とメキシコの両方の良い点を理解することができ、周りの方と誰でも友達になれるような魅力を持った方でした。いつも日本人のことを気にかけてくれていて、広島県とグアナファト州の友好関係を支えていた彼女の功績を称えたいという想いのもと、6月にはグアナファト広島アミーゴ会、日墨商工会議所グアナファト支部、ベアトリス女史のご家族、ロドリゲス・グアナファト州知事、サンティジャーナ・レオン市長ほかベアトリス女史と親交のあったメキシコの友人や日本企業関係者を招待し、グアナファト文化フォーラムの庭において、「Sakura para Betty, Hasta siempre」と題する桜植樹式典を開催しました。


グアナファト文化フォーラムの庭に植樹された桜と記念プレート


6月にはメキシコで中間選挙が行われ、バヒオ地区でもサカテカス州、サン・ルイス・ポトシ州、ケレタロ州で州知事や市長の選挙が行われました。選挙も無事に終わり、新たに就任した州知事や市長を表敬訪問をしています。州知事や市長とは、日本との関係を強化するだけでなく、治安の問題にも対応してほしいという要請もしています。


7月から8月には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、レオン総領事館管轄の6州からもアスリートが出場しました。また、グアナファト州と友好提携を有する広島県各市がメキシコ人選手団を受け入れ、試合までの練習場などのサポートをいただきました。オリンピック・パラリンピックを通じて、より一層広島県とグアナファト州、そしてメキシコとのつながりが強化されたと思います。

9月は、メキシコ独立200周年イベントが各地で行われ、その一環としてアグアスカリエンテス州で墨独立200周年記念行事が行われ日本が同州による招待国となったことから、同州政府の全面的なサポートの下で和楽器グループのコンサートや、日本料理、日本酒、書道、お茶などの日本文化紹介を在メキシコ日本国大使館、日墨協会、日本企業と協力をして行いました。久しぶりの対面でのイベントの開催にアグアスカリエンテスの州民は非常に喜んでいらっしゃいました。


その他、バヒオ地域各地で、日本映画の上映会や日本カレンダー展の開催、COFOCE(グアナファト州貿易振興調整機関)と日本料理とメキシコ料理の料理イベントなどを行いました。


2020年に比べ、少しずつではありますが、対面でのイベントも再開できた一年だと実感します。


バヒオ6州は日墨経済の屋台骨。日系企業の皆様の努力に敬意を表したい