CONANI 2026 および Más Japón en el Bajíoに向けた記者会見内容
- 5月20日
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2026年5月14日(木)、グアナファト州レオン市において5月29日から31日まで開催されるCONANI2026およびMás Japón en el Bajíoに向けて記者会見が行われました。
在レオン日本国総領事館・青山総領事 記者会見全文:
1 先ず、「日系人」という言葉の意味について確認したいと思います。日本の外務省の定義によれば、日系人は二つの概念からなります。一つ目は、日本国籍を有するがメキシコに永住している人です。二つ目は、日本国籍は有しないが、日本人の血統を引く人です。この両方を合わせて日系人と呼んでいます。ただし、通常、日系人と言えば、日本国籍はないけれど日本人の血を引いた人、すなわち2番目の概念に当てはまる人が考えられます。
日本外務省「海外日系人数推計」(2023年10月現在)によれば、日系人の数は世界全体で約500万人と推定されており、その6割を超える310万人がラテンアメリカ地域に生活しています。そして、メキシコには8万人近い日系人がいると推定されています。
2 日本からメキシコへの最初の組織的な移民は1897年の榎本植民団35名です。彼らは、中南米への最初の組織的な日本人移民でもあります。榎本殖民団が目指したチアパス州でのコーヒー栽培事業は失敗に終わってしまいます。
しかしながら、その後も、何千人もの日本人が太平洋を渡ってメキシコに移住し、メキシコ各地の鉄道建設現場、鉱山、サトウキビのプランテーションなどで働きました。1910年、ポルフィリオ・ディアス大統領の時代の末期までに、およそ1万人の日本人がメキシコの土を踏んだと言われます。そのうちの一部がメキシコに残り、その後もメキシコに移住した日本人とともにメキシコ各地で日系社会を形成していきました。彼らは、日本とメキシコが外交関係を断絶した第二次世界大戦という不幸な時代に大変な苦労をされましたが、その後もメキシコに踏みとどまり、日本とメキシコの友情と相互理解の礎を築いてきたのです。
3 日本外務省「海外日系人数推計」(2023年10月現在)によれば、今日、メキシコには8万人近い日系人が住んでいると推定されています。今や日系社会は主に3世、4世の人たちによって構成されています。彼らの多くは日本国籍を持たず、日本語も話しません。良きメキシコ市民として様々な分野で活躍されています。例えば、サリーナス政権時代のへスース・クマテ保健大臣やメキシコの偉大な画家、ルイス・ニシザワ画伯が代表的な日系人として挙げられます。彼らの中には、今なお日本人の子孫であることを誇りとし、日本とメキシコの架け橋となり相互理解に貢献しようと努力されている方々がいます。
4 私たち、日本政府は、メキシコを含む中南米地域の日系社会が日本と中南米の信頼関係の基礎を築き、中南米の人々と日本の人々の友情と相互理解の架け橋の役割を果たしていることを重視しています。そして私たちは、日系社会が築いた友情と信頼を継承し発展させていかなければならないと思っています。その観点から、メキシコ全国日系人大会(CONANI)そして日本文化発信イベント「マス・ハポン・エン・バヒオ」(Más Japón en el Bajío)は、とても重要な行事です。メキシコ各地に分散している日系社会のネットワークを強化する機会になり、日系社会、日本人社会、地元メキシコの人々の相互理解を深める場となるからです。
特にCONANI開催については、リセット・ガルバン文化長官はじめ州政府文化局、文化フォーラム(Forum Cultural Guanajuato)の皆さまに多大なご協力とご支援を頂き、心より感謝申し上げます。合わせて、レオン市政府からも様々なご支援を頂いており、御礼申し上げます。
本文の内容提供者:在レオン日本国総領事館




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