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【Más Japón en Guanajuatoレポート】華やかな開会式でスタート、レオンでメキシコと日本が一つに

9月2日から4日まで開催された日本発信イベント「Más Japón en Guanajuato」。9月2日から4日までの3日間で延べ10,000人の来場者が訪れたイベントとなりました。


編集部は開会式からその他イベントを取材しましたので、その様子をお伝えしていきます。


まずは9月2日。レオンのAuditorio Mateo Herreraで開会式が盛大に行われました。板垣・在レオン日本国総領事館・総領事より「今回ご参加いただきました企業の皆様、ありがとうございました。また、セルバンティーノ国際映画祭の50周年記念のプレイベントとしてお誘いいただいたグアナファト州政府にも感謝の意を表します。グアナファト州には全部で284社の日系企業が進出し、今回は日系企業のものつくりの理念をお伝えする場ともなっています」(一部抜粋)と、ご挨拶を頂きました。



またグアナファト州と友好提携のある広島県より、湯﨑広島県知事からのビデオメッセージも公開されました。


湯﨑知事は、「2019年7月にグアナファト州を訪れたときのことをよく覚えています。その時の皆様の歓迎に、心にハカランダが咲いた気持ちになりました。2024年の広島・グアナファト州の友好提携10周年に向けて、更に広島とグアナファト州が益々繋がりを強化し鄭北と存じます。そして来年春にディエゴ・シヌエの来日が予定されておりますが、その際は是非立ち寄って頂き、再会できるのを楽しみにしています」と述べました。


そして用意された大きな日本酒を皆様で鏡開き!華やかなオープニングセレモニーとなりました。


開会式の後、Hector Lopez Santillana・プエルトインテリオール代表の講演があり、グアナファト州における日系企業の進出の歴史や、Santillana氏が目の当たりにした日系企業が進出した時に直面した苦労話などをお話しいただきました。


その後、グアナファトの官民関係者及びメキシコ日本商工会議所会頭、JETROメキシコ所長、在レオン総領事による将来のグアナファト日本経済関係を見据えたパネルディスカッションが行われました。


※9月2日(金)写真家・篠原誠二の「俺のメヒコ」発表会は別記事のレポートで紹介します。

 

9月3日

そして、一般の方向けに公開となる9月3日は、書道のパフォーマンスがForum Cultural Guanajuatoの入り口で行われました。その迫力あるパフォーマンスに通りすがりの方も足を止めるほどでした。2階から眺める方も多くいらっしゃり、パフォーマンスで披露した作品は翌日以降も展示されていました。


また、ASEMEJA(JICA帰国研修員同窓会)の写真コンテスト”Mis Fotos de Japón”の写真が展示されていました。メキシコからの研修員の方が撮影した日本の風景が非常に美しく、素敵な写真ばかりでした。


Forum Cultural Guanajuatoの2階では、土日で日墨協会の三井広一氏によるお茶のセレモニーが行われていました。事前申し込みはすぐに満席!当日も茶道の様子を眺める方で多くの人がいました。いかに日本の茶道の文化がメキシコ人の方にも関心が高いかを伺うことが出来ました。


日系人ネットワーキングセミナー


3日15時からは、Universidad de Guanajuatoの講堂で、メキシコに住む日系人のネットワークセミナーが行われました。メキシコに実際に住む日系人が考えていること、メキシコに住む日本人から見た日系人のこと、そしてお互いがどのように連携をしていくべきなのかを登壇者が発表。また、日墨協会東北部の平井伸治教授による、メキシコの日系人のルーツ探しのお話しなど、普段は聴くことのできない貴重なエピソードを聴けました。


そしてTeatro de Bicentenarioで19時から行われた「藤原道山×SINSKE」来墨コンサート。会場は最上階まで満席。尺八とマリンバの説明も丁寧にお二人が行い、それぞれの楽器への関心も高まりました。「風の谷のナウシカ」「荒城の月」「展覧会の絵」など、観客にとって馴染みのある音楽を演奏いただき、最後は観客から大きな拍手が沸き起こりました。



 

9月4日、最終日。お天気にも恵まれたこの日は出展者ブースに多くの方が見えていました。

HITACHI Astemo、DENSOのブースの様子です。


こちらはTOYOTA GUANAJUATOの展示ブース。トヨタの設立からこうしてグアナファト州に工場を建設したことが一つのストーリ仕立てになっているだけでなく、環境づくりへの配慮や従業員の方を大切にしているという映像、そして未来へと繋がっていくという展示になっていました。


そしてお次はマツダ・メキシコの展示。マツダの車が多くのサプライヤーの企業の方に支えられていることがすぐにわかる展示となっていました。そして勿論、ブースの前には車も展示されていました。この日講演会が行われた広島の神楽から、鬼たちもやってきました!



その他YKK MEXICO、住友商事などの展示ブースもにぎわっていました。

YKKではファスナー以外の製品も製造されていること、ブーツなど各消費者の身近なところに使われていることなど、それぞれのブースで「こうしたこともやっているんだ」という新たな発見を見つけることが出来ました。

ASEMEJA、JNTO・各旅行会社様による日本の観光PR、ポカリスエットのブースです


そしてイベントには欠かせない、食!こちらもラーメンやお寿司、おにぎりなど日本食のブースは大変な賑わいとなっていました。


メキシコのブースの様子です。レオンの地元の企業や学校、Marca GTO(グアナファトブランド)は日本人の方からも、グアナファト州にはこんなに沢山の名産品があったのかと驚くほど様々な出展者が来ていました。


そして15時半からの広島神楽のビデオ講演会。こちらにも多くの方が会場に足を運び、長蛇の列が!講演では広島県とグアナファト州の友好提携の説明から、神楽の歴史、上演する演目の解説の後、実際の神楽の演目が公開されました。最後に、11月3日~5日に広島アミーゴ会によるフードフェスティバルが3年ぶりに戻ってくる嬉しいニュースの報告もありました。


その他にも様々なイベントが開催されました(全てのイベントの掲載が出来ず、申し訳ございません💦)このMas Japon en GTOを機に、日本とメキシコ、新たな繋がりが生み出され、より一層日墨交流が身近なものとなったことを祈ります。


この日のために準備をされてきた在レオン日本国総領事館の皆様、出展者の皆様、本当にお疲れ様でした!

 

在レオン日本国総領事館


(問い合わせ先)

住所:Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato

開館時間:09:15~13:15(午後の取り扱いはありません)

*当館の開館時間に変更はなく、電話やメールでの問い合わせについては従来どおりとなります。

*旅券、各種証明にかかる申請から交付までの所要日数に変更ありません。


Tel: +52(477)343-4800

Fax: +52(477)764-0603(領事班)

 

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