海外でも「通いたくなる学校」を実現中!グアナファト日本人学校だより
- Shoko Wen
- 7月2日
- 読了時間: 4分

グアナファト日本人学校より、学校だよりが届きました。
令和7(2025)年度が始まり3か月が過ぎました。
今年度もグアナファト日本人学校では、国内同等の学びを保障するとともに、在外教育施設ならではの教育の充実に取り組んでいます。
実施した教育活動のいくつかをお伝えします。
学校ホームページには学校の様子を随時掲載しています。こちらもご覧ください。
<目次>
【入学式】
4月11日(金)に入学式を行いました。
校長からは式辞の中で、小学部1年生の6名には「なかよし」、中学部1年生の2名には「自己実現」の言葉を贈りました。

【1学期 避難訓練】
5月19日(月)、不審者の侵入を想定した避難訓練を行いました。
放送で校地内への不審者侵入が伝えられると、扉・窓を施錠したうえカーテンも閉め、教室の外から見えないよう、窓の下に身を隠します。「不審者が確保された」との放送の後、体育館に避難し、全校で振り返りを行い、真剣な態度で訓練に参加することができたことを確認しました。これからも「安全を全てに優先する」意識を大切にしていきます。

【セルビン焼き絵付け体験】
文化交流活動の一環として、5月25日(日) 、セルビン焼き絵付け体験を開催しました。児童生徒、保護者・関係の皆様には100名を超える参加をいただきました。
集中して色を塗るのは大変でしたが、それぞれが充実感にあふれた表情で会場を後にしていただきました。ハビエル・セルビンさんから直接ご指導いただく、貴重な体験の場となりました。

【修学旅行】
小学部6年生、中学部3年生が6月4日(水)~6日(金)の2泊3日で、グアナファト、サンミゲル・デ・アジェンデ方面に出かけました。
「歩いて学ぼう修学楽旅行 ~最高の思い出をグアナファトの地で~」のスローガンを掲げ、歴史や文化などの学習、タラベラ焼き絵付け、ジップライン、グループでの散策など、見学に加え、体験的・自主的な活動を重視した修学旅行を行いました。
「学び」と「楽しみ」を両立させ、一連の活動を通して友情を深めるという修学旅行のねらいを達成することができました。

【小学部1・2年生 生活科 まちたんけん】
6月10日(火)、小学部1・2年生の児童が、郵便局、ラ・コメール、イレクア公園に出かけました。
郵便局ではメキシコの郵便の仕組みを聞いたり、手紙を投函したりしました。ラ・コメールでの買い物は予算を意識して、欲しい物を買うことができました。イレクア公園でお弁当を食べ、仲良く遊びました。
日墨の違いを知るとともに、公共のマナーについても学ぶことができました。

【研究授業】
今年度も全校体制で、授業改善を通した、児童生徒の学力育成に取り組んでいます。年に3回計画している研究授業の第1弾を、6月12日(木)に4年生の算数「角の大きさ」の単元で行いました。
児童たちは緊張感の中で「180°より大きい角度のはかり方を考えよう」の課題に意欲的に取り組みました。個人思考をグループで共有し、学級全体に発表していく、「互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを発展させる」言語活動の場面が注目でした。

【水泳学習】
5月に2回、6月に2回行った水泳学習を、全校児童生徒が安全に終えることができました。
水に慣れることができた下級生から、泳げる距離を延ばしたり、タイムを縮めたりすることができた上級生まで、自分の課題に取り組み、成長を実感することができました。

【中学部キャリア教育 職場訪問学習】
6月20日(金) 、中学部生徒がカストロデルリオ工業団地内の4社(Toyoda Gosei様 PARKER- TRUTEC様Denso様 Molten様)を訪問しました。
各企業の仕事の内容を知るとともに、社員の皆様へのインタビューを通して、働くことの意義ややりがいを知り、自分の将来を考えるきっかけとすることができました。
生徒たちを快く受け入れていただいた企業の関係者の皆様に、この場をお借りして、改めてお礼を申しあげます。

曽田校長先生が着任!“通いたくなる学校”を目指して─グアナファト日本人学校
お問い合わせ先

グアナファト日本人学校
Instituto Educativo Japonés de Guanajuato, A.C.
所在地:Irapuato,GTO
TEL : +52-462-387-1556
E-mail: japaneseschoolgto@gmail.com