Hola!昨年くらいからメキシコのスーパーのアルコール販売コーナーの冷蔵庫の中でよく目にする Hard Seltzer(ハード・セルツァー)の缶。編集部もこれまでに何本か買って試してみましたが、さわやかなのどごしで、ほどよくフルーツの甘味も感じることが出来て・・・缶チューハイがわりに、とつい手が伸びてしまいます。
では、そもそもこの”ハード・セルツァー”とは何か、増えてきた背景やメキシコで目にするブランドの紹介をしていきます!
<目次>
ハード・セルツァーの定義
ハード・セルツァーは、アルコール入り炭酸飲料で4.7パーセントのアルコールを含んでいます。ほとんどはさわやかなフレーバーで、人工保存料を含まない低カロリーでグルテンフリーのものもあります。また、サトウキビ(Cane Sugar)由来の糖分による発酵で生み出されたアルコールを使用しています。
このハード・セルツァーは、アメリカやヨーロッパだけでなく、ラテンアメリカでも人気が出てきています。 2013年に米国で発売され以来、近年急速に成長しています。
※参考URL:
¿Qué es una bebida Hard Seltzer? Conoce la categoría que crece exponencialmente https://journey.coca-cola.com/historias/que-es-un-hard-seltzer
今アメリカで "アツい" アルコールドリンク「ハードセルツァー」
流行した背景
昨年のコロナウイルスのパンデミックにより、アメリカをはじめ世界各国で宅飲み需要が増えたことで、自宅でも手軽に飲める低アルコール炭酸飲料水への需要が高まったこともあります。特にメキシコでは、昨年末頃からTopo Chico のハード・セルツァーをよく目にするようになりましたね。フレーバーもメキシコらしくグアバ、マラクジャ、タマリンドなどがあります。
メキシコで見かけるハード・セルツァーブランドの紹介
Topo Chico
メキシコ・モンテレイ生まれの炭酸飲料水でおなじみのTopo Chico。炭酸が強く、ハイボールにもぴったりですが、昨年ハード・セルツァーを販売しました。味はレモン、パイナップル、ストロベリー・グアバ、マンゴーがあります。レモンを試しましたが、ベースとなる炭酸がTopo Chicoだけに炭酸が強め。レモンのフレーバーはあまり人工的ではなく、自然なフレーバーと香りでした。
Pura Piraña
Topo Chicoが販売される前の昨年春頃からよく見かけるようになったこちらのハイネケンから販売されているハード・セルツァー。ある意味でメキシコの市場ではこのブランドがハード・セルツァーの先駆けになったのでは?と勝手に思っています。
グレープフルーツ、桃、レッドフルーツ(イチゴやラズベリーなどの赤い果物の総称をこう呼ぶことがあります)の3フレーバーです。
Amstel Ultra
ビールのUltraが手掛けたセルツァー。こちらは女性が喜びそうなフレーバーで、レモンとジンジャー、苺と紅茶、マラクジャとペパーミントの3種類があります。
Seltzer Ojo de Tigre
そして最後にご紹介するのがこちら!セルツァーのカテゴリーですが、こちらはなんとメスカル”OJO DE TIGRE”のフレーバーつきのソーダ割りです(メスカルについてはこちらの記事を参照ください)。マルガリータやパロマなどテキーラを使った缶飲料は多く販売されていますが、メスカルもこのように缶になって飲みやすく販売されるようになっているんです。フレーバーはきゅうり、ジンジャー、グレープフルーツの3種類があります。
いかがでしたか?パンデミックにかかわらず、手軽に飲めてかつカロリーが低めなアルコール飲料の種類が増えるとコンビニやスーパーに行って眺めるのがちょっと楽しみになったりします。まだまだ暑いメキシコ、さっぱりとしたセルツァーで今日一日の疲れをとってしまいましょう!
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