メキシコの日系企業ではたらく皆様!社食を見せてください!第2回:KAWADA MX
- Shoko Wen

- 1 時間前
- 読了時間: 5分

皆さまこんにちは!
職場での食事は、働く人々にとって一日の大切なエネルギー源です。そこで、
メキシコの日系企業ではどんなメニューを出しているのでしょうか?
道路の向こう側のあの会社はどんな社食を食べているのかな?
読者の皆さま、そしてこれからメキシコで働く予定の方々、気になりませんか?
そこでMEXITOWNでは新企画として、メキシコの日系企業にお邪魔して社食を紹介していく「メキシコの日系企業ではたらく皆様!社食を見せてください!」を始めます。
大好評だったAstemo Silao社様に続き、第2回目はグアナファト州・シラオ市のPuerto Interior工業団地にあるKAWADA MX S.A. de C.V. (以下、本文中はKAWADAメキシコ)様にお邪魔しました!

KAWADAメキシコは2013年10月にメキシコに工場を設立し今年で12年。自動車部品のナックル、ハンガーブラケットをはじめ、エンジンを構成する主要部品の一つ「クランクシャフト」をメキシコ工場で生産しています。従業員数は147名です。
それでは、早速KAWADAメキシコ様の社食を覗いてみましょう~
日本とメキシコ両方の食文化を体験できる
社食に入ると、クリスマスの素敵な雰囲気に包まれていました!椅子はKAWADAメキシコのカラーのオレンジで統一されています。
また、会社全体で日系企業に自分が働いていることを誇りに持ってもらえるよう、文化イベントもしており、そういった面から社食もメキシコ料理と日本料理どちらも選択できる環境になっています。メキシコ人のスタッフの方でもお箸を上手に使って日本料理を食べているそうです。
死者の日の時の装飾も素敵です。
彩りがきれいで、今日はメキシコ料理と日本料理、どちらにしようか迷ってしまいますね。
ランチタイムは12時~13時30分の間でそれぞれ30分交代となっており、混雑を緩和する工夫もされています。
日本とメキシコが”ヒトサラ”に
では、早速いただきましょう!
スタッフの方にご協力いただき、メインのメキシコ料理(鶏むね肉のチポトレソースかけ)と日本料理(唐揚げ)の両方のパターンを撮影しました。クリスマスとサンクスギビング前ということもあり、マッシュポテトはグレービーソースかけ!サラダもラズベリーなどのクリスマスカラーを連想させる具材でした。
デザートはなんとクリスマスツリー🎄の形をしたかわいらしいカップケーキが!
普段生活していると季節を感じることが少ないメキシコですが、KAWADAメキシコの社食では日本の学校給食のように食で季節を感じることができ、日系企業ならではだと思いました。
メキシコ人・日本人スタッフに聞く「お気に入りメニュー」と「社食へのリクエスト」
社食に対して、従業員の方にお聞きしました!

メキシコ人スタッフ2名、日本人スタッフ2名に、「好きなメニュー」と「社食への要望」について話を伺いました。
■ メキシコ人スタッフ インタビュー
— 好きなメニューを教えてください。
スタッフA: 一番好きなのは「エンチラーダ・スイサ※1」ですね。ここで提供される中で一番気に入っています。
スタッフB:2つあります。アラチェラ※2とスパゲッティ。この2つはとてもおいしいです。
— 社食に対して何かリクエストはありますか?
スタッフA:お肉のブリトーを出してほしいです。あと、メキシコ料理ならチラキレス※3も!メキシコの朝ごはんの定番のチラキレスですが、毎日あっても全然OKです(笑)。
スタッフB:チラキレスとタコスが食べたいですね。タコスなら パストール※4とビステク※5が好きです。とても良い文化体験にもなると思います。
■ 日本人スタッフ インタビュー
— 日本食でお気に入りのメニューを教えてください。
スタッフC:メンチカツとチキン南蛮が好きです。メンチカツは自分では手間がかかるため、なかなか作らない料理なので、食堂で出るのは本当にありがたいですね。
スタッフD:チキン南蛮がとてもおいしいです。それから、たまに出るカレーも日本人としては嬉しいメニューですね。
— メニューはどのように確認していますか?
スタッフC:メニュー表が週に一度メールで送られてくるので、それを見て「今日は唐揚げだな☺」など楽しみにしています。
— 日本食は誰が作っているのですか?
スタッフD:基本はメキシコ人スタッフですが、日本料理に関しては日系人のシェフが作ってくれています。日本語ができるシェフが来て、アンケートを取ってくれることもあります。
— 社食に対する要望や、助かっている点があれば教えてください。
スタッフC: 野菜が取り放題なのがとても助かっています。普段はなかなか野菜を十分に取れないので、毎日お昼にしっかり摂れるのはありがたいです。
スタッフD:日本人がメキシコ料理を食べられるのも良いですし、メキシコ人スタッフが日本食を食べられるのも素晴らしいと思います。会社の中でメキシコ文化と日本文化が共存している感じがして、とても良い環境です。
社食は「文化交流の場」としての役割も果たしている
取材当日はスタッフの皆様がとても協力的で、素敵なおもてなしをいただきました!
クリスマスや死者の日だけではなく、日本文化も上手く取り入れているのは、文化交流を大切にするKAWADAメキシコならではだな、と何度も感じました。
KAWADAメキシコの皆さま、取材にご協力いただきまして、ありがとうございました!
脚注
※1 タコスの生地(トルティーヤ)に具材を詰め、クリーミーなソースをかけたもの
※2 メキシコの牛ハラミ肉を使ったステーキ
※3 揚げたトウモロコシのトルティーヤチップスをサルサで煮込み、目玉焼きやチーズ、アボカドなどをトッピングして食べるメキシコの伝統的な朝食料理
※4 豚肉をスパイスでマリネしたもの
※5 ステーキ肉全般を指すことが多い
我が社の社食も是非取材を!という方はお問い合わせください!
MEXITOWNでは引き続き、メキシコの日系企業様の社食の取材をさせていただきます。是非取り上げてほしい!という企業の方がいらっしゃいましたら、こちらのページ下のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。




































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