私とメキシカンー振り返ればいつもメキシカン!?
- Shoko Wen
- 7 分前
- 読了時間: 7分

皆様こんにちは。今回は編集長書き下ろしエッセイです。
突然ですが、皆様にとって初めてのメキシカンは何ですか?ー
メキシコに住んで8年半ほどになるが、そもそも自分はメキシコ料理(メキシカン)を生まれて初めて食べたのはいつだっただろう。そしてメキシコに来るまでも割とメキシカンには愛着が強かった気がする・・・
今回は私(MEXITOWN編集長)とメキシカンーよく考えたらいつもメキシカンは傍にいてくれた(笑)を書いていく。
※徒然なるままに書いていきますので、途中だらだらしてしまうかもしれませんが、メキシカンへの愛を是非お聞きください。
ー遡ることおそらく36年くらい前
私は茨城県・日立市に住んでいた。幼稚園生か小学校低学年の頃、本当にこの時期がはっきりしていないけれど、セブンイレブンに売っていたハムとチーズ入りのブリトーを両親が買ってきて、それを口にした。お米でもない、パンでもない、餃子の皮でもない・・・一体この皮は何者!?セブンイレブンの店員さんがレンジで温めてくれたブリトーの袋をそっと破って両親が出してくれた。熱々のブリトーを口に入れた瞬間、、うわああ美味しい!チーズがとろけている・・・これが外国の味なんだ!と幼い少女の私はかなりテンションがあがった。
※1983年発売当時のブリトーのCM!
もしかしたら私と同世代の方、少し上の方は初めてのメキシカンはセブンイレブンのブリトーだったのではないかと思う。
その後、何気なく見ていたテレビCMにセブンイレブンのCM(時期不明)でブリトーの紹介がされていて、メキシコの料理だと。鮮やかなロングドレスの袖を持って、楽し気に踊る女性の映像がまだ覚えている。そんな国の料理なんだ、ブリトーって。それ以来、セブンイレブンをはじめ、コンビニで小腹が空いたりしたらブリトーは思わず手にするようになっていった。

そして1999年夏。人生初のアメリカ短期語学研修。テキサス州・アビリンにある学校で勉強したのだが、ご存じの通りテキサス州はヒスパニック系が多く住んでいる。到着した最初の日、ウェルカムディナーがメキシカンだったことははっきりと覚えている。味がワイルドで、またアメリカ料理とは違うことに驚かされた。おそらくその時ブリトーやタコスも食べていただろう。そしていまだに覚えているのが、デザートに出てきたとてつもなく甘いドーナツ?今思うとBrunellos?チュロス?である。あまりの甘さと砂糖の粒の大きさ(蟻か💦)にカルチャーショックをうけた。。。そして滞在中もナチョスやタコスを食べ、大分TexMexのことが気に入った。ラテンアメリカの文化に魅了され、大学ではラテンアメリカ系の言語や文化を勉強したいというきっかけを作ってくれた短期語学研修だった。
その後、大学生となり、大学時代に東京で食べた記憶は殆どない。国際色豊かな大学だったのできっと食べに行ったことはあったと思うが記憶がない(笑)。

そして2004年春。春休みを利用してサンディエゴに行った。サンディエゴもテキサス州同様、メキシコの国境沿いの街なのでヒスパニック系の人口も多く、もちろんメキシカンも豊富!そしてホームステイ先のホストファミリーはメキシコ人だった。ホストマザーから色々メキシカンを教わった。その時名前は憶えていないけれど、おそらくCaldo de pollo (鶏肉と野菜のシチュー)とEnchilada(トルティーヤに具を巻いたものを並べて、上からサルサソースをかけたもの)。またある日はドライブスルーのブリトー屋さんにも連れてってもらい、あまりの大きさに驚愕!
語学研修先の大学のカフェテリアにもメキシカンが。今でもあるが(多分)Rubiosにはまり、Shrimp Enchilada、今でも大好物のFish tacosに心を奪われた。また、日本人の多くの方で苦手とされる frijol (煮込んだ豆)が好きで、日本に帰国してからも輸入食材店で買った記憶がある。その頃、ちょっと怖いと思ったため国境を渡ってティファナは行けなかったけれど、Old Townというリトル・メキシコのような観光地で同じ時期に留学していた日本人の友達と食べたメキシカンも美味しかったなあ。いや、もうメキシカン何なら日本でも食べたい!と愛は深まったのであった。

その後東京で就職して社会人生活がスタート。とある年度末のある日、残業で夜遅くなったことがあった。私がチーズを好きなことを覚えていた上司が、遅くまで仕事をする社員の方のためにコンビニで差し入れを買ってきてくださった。その時、「チーズが好きって聞いたから」と渡してくれたのがブリトー!残業でヘロヘロな時に食べるブリトーはとても美味しく、量も丁度よかったという記憶がまだある。
そしてその会社を退職し、再びサンディエゴに留学へ。勿論サンディエゴに留学することはメキシカンがいつでも食べられる!というワクワクした気持ちもあった(まずは勉強ですが(笑))。2年半の留学生活でメキシカンの思い出は語り切れないくらいある。サンディエゴのビーチ沿いの小さなメキシカンでShrimp Quesadillaを買ってビーチに行ったこと、ブリトーはアメリカのものは大きくて本場はそうでもないということを教えられたこと、etc... とあるメキシコ料理屋さんの5 mini tacos というタコスが好きで、後にこれが通常の大きさだということにメキシコで気付くとは思ってもいなかった。
ここでちょっと話は逸れてしまうが、食について経験したカルチャーショックがあった。日本にいるとパスタやタコス、中華やインドなど幅広いジャンルの料理に触れることができるという環境に気付かされたことだ。そのため、サンディエゴにいても私は日本食だけではなくメキシカンから中華、ベトナム、イタリアンなど色々な食を楽しめることにワクワクしていた。

しかし、その当時来て間もない中国人留学生のクラスメイト(中国でも決して地方ではない出身者)たちとイタリアンやメキシカンにいったときのことだ。彼らはずっと中華料理を家で作るか、外にいても中華料理しか食べておらず、マクドナルドにさえも行かないということ。ましてや目の前に出てきたピザやパスタは人生初めてとのこと!また別の日に連れて行ったメキシカンも食べ方が分からないし、(メキシコ人の方ごめんなさい)とうもろこしのトルティーヤの匂いや油っぽさが苦手だといわれてしまった。パスタは日々の食事の選択肢として当たり前(この事実は後に結婚し、台湾でもショックを受けた一つ)と思っていたので、それが当たり前ではない人たちもいるということに、留学は語学や学問の勉強だけではないものも身に付けることができるんだな、と実感した。
そして結婚し台湾と日本で生活をした。台湾は今でこそメキシコ料理レストランが増えてきているが、殆どなかったので台湾で食べた記憶がない。日本に住み始めてからは、モダンメキシカンも増えてきつつあった中で、美味しいメキシカンはないかなと各都市で探し求めていた。
都内でもいくつか足を運んだが、私たち夫婦にとって思い出深いのが成田のタコス・ファクトリー。私の主人がとあることがきっかけでハマったお店だが、どれを食べても美味しい!!成田空港に近いということもあり、ちょっとした海外旅行の気分になれました。コロナ禍で閉店となってしまったことが残念。
そして2017年にメキシコへ・・・となる前に実はその数か月前に下見を兼ねてメキシコ(グアダラハラ、CDMX、レオン)に足を運んだことがあった。勿論人生初めてのメキシコ。サンディエゴからティファナ→グアダラハラが最初のメキシコだったのだが(ティファナはCBXと空港のみで、この時は市街地に出ませんでした)、その日いきなりローカルのお店に入る勇気がなかった。そこで選んだのが、メキシコのファミレスのVIPS!Sopa de Pollo con fideo? が、私が初めてメキシコで口に運んだ食事でした。でもこれが初めてのメキシコで緊張していた私には優しい味で、「これならメキシコ好きかも!」となりました。それもあり、VIPSには良い印象があり、もはや私の原点はVIPSのようになっています。その時の滞在中、3回くらい行ってました。その後、トラケパケの El Abajenoやテキーラ村での食事など、、、特にアラチェラが美味しくてびっくりでした。
おそらく最初のメキシコでとても良いメキシカンのチョイスが出来たから、今でもメキシカンに対する印象が良いのかもしれません。しかもこの下見旅行の後もサンディエゴに数日滞在。そこでもメキシコのメキシカンが忘れられず、Chula Vistaにある Aqui Es Texcoco に行ってました(笑)。
そして2017年3月。日々の生活にメキシカンが溶け込む生活がスタートした。
とはいえ常にメキシカンでは飽きてしまうし、日本食の割合が圧倒的に多い。でも、こうしてメキシカンを気兼ねなく、好きな時に探して食べ歩きできる環境が私は純粋に好きだ。
今日も美味しいメキシカンを求め、情報収集をしている。。。私の人生には振り返れば常にメキシカンがいた!
