新連載:佳Asia Acupunturaの東洋医学って何?①
- MEXITOWN
- 2 日前
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皆様こんにちは。今回から東洋医学についての記事を書かせていただきます佳Asia Acupunturaで鍼灸師をしている鈴木智晴と申します。
東洋医学と聞くとどのような印象を持たれるでしょうか。ずっと薬を飲んでいるけど治らない、原因不明と言われ何年も病院にかよっている、一生薬を飲まないとダメだと言われている、そんな人はいませんか。そのような方は東洋医学の事を知っていたでけると改善に向かう症状も多くあります。
ここでは東洋医学の視点から皆様の健康に役立てるような情報を発信していきたいと思います。
まず多くの人は病気になると病院に行くと思います。現在病院では主に西洋医学に基づいた
医療が行われています。西洋医学では病気の部位を細かく診て、検査、投薬、手術等が行われます。このような方法は、怪我や細菌感染症や救急救命に対して力を発揮します。しかし慢性疾患に関しては一時的に症状を薬で抑えることはできても完治せず、何年も薬を飲み続けるのが当たり前になっていることが多くあります。それは薬では症状は一時的に抑えることはできても、その人のその病気になりやすい体質が変わっていないために病気を繰り返すわけです。

水泳で例えるならば、溺れている人(病人)にずっと浮き輪(薬)を与えて続けるのが西洋医学の薬物療法の考え方で、溺れている人(病人)に泳ぎ方を教えて自分で泳げるようにするのが東洋医学の考え方です。
また病気を火事に例えると、病気の根本原因が火の元であるならば、症状は煙です。痛みなどは火災報知器のアラームに例えられます。西洋医学の薬では火災報知器のアラーム(痛み)に一時的に蓋をして症状である煙をはらうという作業をやっています。しかし火の元が消えていないためまた薬を飲んだり再発したりを繰り返すわけです。一方東洋医学では、体全体を診てこの火の元を消していく作業をします。火事に例えると、火事が起きない身体を作っていくのが東洋医学の考え方です。このように東洋医学は慢性疾患に対して力を発揮します。
溺れている人の例でもわかるように、溺れている人を救急救命するのに適しているのが西洋医学、溺れている人を自分の力で泳げるようにするのが東洋医学、というようにそれぞれの得意な分野を認識して選んでいくことが健康にとって大事になります。病院に長年通っても治らない慢性病でお困りの方は東洋医学も視野に入れることで改善の道が開かれることは多くあります。
東洋医学の治療の一つに鍼灸治療があります。伝統的な東洋医学の鍼灸治療では鍼と艾を使い身体の体質を変えていきます。鍼は髪の毛ほどの細さで痛みはほとんどなくリラックスした雰囲気で施術を受けることができます。ぜひ慢性疾患でお困りの方はお試しください。

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