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マツダメキシコ、操業10周年記念式典を開催!

  • mexitown
  • 2024年3月22日
  • 読了時間: 5分

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2月24日(土)グアナファト州・サラマンカ市にあるMMVO(マツダ・モトール・マヌファクトゥリング・デ・メヒコ S.A. de C.V.(Mazda de Mexico Vehicle Operation)以下、マツダメキシコ)は操業10周年の記念式典を開催しました。


マツダメキシコは2014年の操業開始以来、2020年1月の設立6年目で累計生産台数が100万台となり、2024年1月現在累計約160万台を生産しました。生産された自動車は約6割がアメリカ、カナダ、コロンビア等に輸出され、残り約4割がメキシコ市場に出荷されています。従業員約5000名で、多くのエンジニアが広島に技術研修として派遣され、広島県とグアナファト州の友好・発展に大きな役割を果たしています。


毛籠勝弘社長兼最高経営責任者のコメント


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10周年式典のために来墨したマツダ株式会社・毛籠勝弘社長兼最高経営責任者(CEO)は、式典前に記者団の取材に応じました。


メキシコ工場操業10周年を迎えたコメント:これまで紆余曲折あったが、この10年間で、人材が育ち、従業員の方々は本当に良く頑張ったと思う。工場は設備というより人で成り立っている。自分たちだけで問題を解決することができるようになり、皆さんが熱心に働いていることを感じた。


今年はメキシコとアメリカの大統領選を控えており、北米市場の通商政策に左右されることも出てくるであろう。メキシコのお客様が何も自分のライフスタイルに合わせて選んでいくのかをしっかりと捉えるとともに、今後5年先はどうなるのか、もう1つ先を見据えて事業計画を立てていきたい。また、市場としてのメキシコは、日本と比較すると自動車を購入する人は多くない。そして昨今では中国車も輸入されており、ローエンドのマーケットは変化しつつある。そうした中でも、マツダというブランドを好きな人を増やしていきたい。


ニアショアリングについていえば、北米のUSMCAの枠組みの中で「メキシコ産の車」を生産し、アメリカ・メキシコ両拠点あることでサプライヤーと一緒に成長することができるのはメリットだろう。また、サプライチェーンを考えても、東アジアなどから部品を調達した場合のリードタイムと比べると、圧倒的に短いリードタイムとなることも大きなメリットだと思う。


反対に難しさについていえば、現地のサプライヤーを育成できるかにかかってきている。また、労働市場もメキシコ北部では人材の競争が激しいといわれている。こうした労働市場に頼ることなく、自動化も同時に進めていくことが必要である。


電気自動車やハイブリッド車の復活など色々取り上げられてきている自動車業界だが、弊社は「持続可能な未来は何だろう」―これを考えてお客様に引き続き走る歓びを届けていきたい。


従業員の方のエネルギーを感じた10年間


式典にはディエゴ・シヌエ・ロドリゲス グアナファト州知事、ハビエル・ヒメネス サラマンカ市経済開発局長、板垣克己 在レオン日本国総領事館総領事、廣田司 在メキシコ日本国大使館公使、毛籠勝弘 マツダ株式会社社長兼最高経営責任者、岩下卓二 マツダメキシコ社長兼CEO、ミゲル・バルベイト Mazda de Mexico 社長、が来賓として出席し、グアナファト州政府関係者、マツダメキシコ取引先、広島アミーゴ会、メキシコ日本商工会議所関係者などの招待客、マツダメキシコ社員等約3000人が参加しました。


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岩下 マツダメキシコ社長兼CEO挨拶

 

 10年前、江川初代社長は新工場が竣工した際、この場所からエネルギーを感じて感動したと話していました。10年間そのエネルギーを保ち、メイド・イン・グアナファトのマツダ車を今ではアメリカ、カナダ、コロンビア、メキシコの方々に楽しんでいただいています。COVID19のパンデミックや半導体不足などの困難に直面してきましたが、その間もビジネスパートナーの皆様の支えがあり、世界レベルの品質の自動車を生産することができました。従業員の皆様にはこの10年間の成長と身に付いた自信、そしてそこからもっと成長出来るというエネルギーを感じています。皆様のご協力と信頼があり、今日の日を迎えることが出来ました、ありがとうございます。


ディエゴ・シヌエ・ロドリゲス グアナファト州知事挨拶


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 今日2月24日は、サラマンカ市、グアナファト州、メキシコ、広島県、そして日本にとって祝福すべき日であると思います。10年間マツダメキシコがここサラマンカ市で成し遂げた偉大なる功績により、グアナファト州はラテンアメリカで最もダイナミックな自動車産業に成長することができ、自動車産業といえばグアナファト州というにまで成長できました。従業員の皆様も世界の中で優秀な人材であると実感しています。従業員5,000名の皆様に改めて祝福の意を表します。グアナファト州の日系企業により約46,000人の雇用が生まれ、それが従業員の生活の向上にも繋がっていることに感謝します。日本の皆さんにとってグアナファト州は友人であり、アミーゴであり、第2の家です。VIVA MAZDA! VIVA MEXICO! VIVA SALAMANCA! VIVA JAPON! VIVA GUANAJUATO!


社員のメッセージ


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 式典では、マツダメキシコ社員の方からもスピーチがありました。勤続10年以上の方にはその功績を称えるための記念品が贈られます。工場の操業前から入社し勤続12年目のハイメ・カントレジャスさん「これからもマツダメキシコの物語を続けることができると思っています。その物語の本を書くためにはインクとインスピレーションが必要なように、仲間たちとこれからも書いていきたい。あらゆる車種をつくり、未来に進んでいきましょう」と述べました。

 

そしてスピーチの後、10周年を記念した記念碑が公開され、会場は拍手に湧きました。

 

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その後、コメディなどのエンターテイメントがあった他、会場ではマツダ車の展示、マツダ社の歴史などを紹介するパネルなどもあり、様々な世代の方が楽しめた一日となりました。

 



過去インタビュー:


特別インタビュー マツダメキシコ・岩下社長「北米のグローバル拠点としてのマツダメキシコの役割」


"2023年マツダメキシコ:成果と展望、そしてイラプアト市との絆を深める" 高村・執行副社長(アドミニストレーション部門)、深井・執行副社長(オペレーション部門)が語る



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