第15回メキシコで頑張る人にインタビュー:メキシコで新体操の選手を育成したい:Ayaka Onodera様



Hola!第15回メキシコで頑張る人にインタビュー、今回は昨年末よりレオンで新体操の教室を開校したAyaka Onodera様にお話を伺いました。これまでコロンビア、ウクライナ、ベラルーシで新体操の指導や研究をされてきたAyakaさん。その中で経験してきたことやメキシコにきたきっかけ、またレオンでの教室ではどのようなことをされているのかなどお聞きしました!

<目次>


海外で新体操を教えたい!

コロンビアでの経験で南米が好きになる

ウクライナとベラルーシ、新体操の本場で刺激を受ける

メキシコ、まずは新体操が盛んなサンルイスポトシへ

気軽にどなたでも参加できる新体操・ZUMBAレッスンを提供

メキシコで新体操のプロを育てていきたい

編集後記

海外で新体操を教えたい!


MEXITOWN(以下、MT):こんにちは!Ayakaさん、今日は宜しくお願いします。早速ですが、これまでメキシコに来られる前は色々な国に滞在して新体操のコーチを経験されていますね。それぞれの国でのエピソードやきっかけなどを順番に教えてください!

Ayaka:こんにちは!こちらこそ宜しくお願いします。日本の体育大学を卒業後は海外で新体操を教えていきたいいう想いが強くありました。本当は卒業後、すぐに台湾の企業の新体操クラブで指導することが決まっていたのですが、卒業する年にリーマンショックがありました。その影響で台湾の企業が新体操クラブを廃止することになりましたが、それでも海外で教えたいという想いは消えませんでした。


そんなある日、大学の先輩からJICA(国際協力機構)の青年海外協力隊がコロンビアで新体操のコーチを募集しているよという情報を入手したので応募したところ、無事合格してコロンビアに渡りました。


MT:その青年海外協力隊の募集があったとは、偶然ですね!


Ayaka:そうです、青年海外協力隊(JICA)には職種が200種ほどあるのですが、新体操の募集が出るのは滅多にないそうなんです。募集の事を知った時は申し込みの締め切り間近でしたが、応募書類を徹夜で仕上げました(笑)


コロンビアでの経験で南米が好きになる


MT:コロンビアではどのような経験をされたんですか?


Ayaka:コロンビア体操協会の要請内容は各地の新体操協会へ巡回指導や講習会の開催を行い、競技レベルの向上をお願いしたいというものでした。着任してからは試練の連続でしたが・・・💦


MT:試練!?


Ayaka:まず着いて間もなく言葉も良く分からない状況で、コロンビア体操協会の会長からの指示で2週間ごとに、新体操のある地域へ飛行機やバスに乗って1年近く巡回指導をしていました。スーツケース1つで様々な地域へ行きました。慣れない言語や生活環境で骨折したり、体調を壊してしまう日々でしたが、不思議と体育館にいるときや指導中は気が張っていたお陰なのか元気でした。


コロンビアで技術講習会の様子       コロンビア国内大会 生徒たちと


当時、新体操のJICAボランティアで来たのは私が初めてだったこともあり、現地のコーチ達にJICAの活動が理解されていなかったため、コーチとして雇われて日本からやってきたと思われていたのです。そのため「Ayakaに仕事を取られてしまう」と警戒されたり、当時は言葉も全然できなかったので舐められて、いじわるをされたこともありました。でも、困難にぶつかると、逆に燃えてしまう性格なので頑張れました(笑)最初は早く日本に帰りたいと、それを考えることも多かったのですが、表情豊かで心のままに踊る子供たちや家族のように接してくれる生徒や同僚に触れ、気付いたころにはコロンビアが好きになっていました


MT:そして、JICAの青年海外協力隊としてご活躍された後、ウクライナに行かれてますが、コロンビアからウクライナ!大移動ですね。


Ayaka:青年海外協力隊の最後の年に、アルゼンチンのチームのコーチ(ガリーナさん)というロシア人コーチと話す機会に恵まれました。新体操には、本場のロシア人が付くことが多いのです。


当時の私はロシア語が全く話せず、外国語というと簡単な英語とスペイン語しかはなせなかったのですが、彼女はスペイン語が話せる方だったのでチャンスだと思い、勇気を出して話しかけ質問をしました。「良い指導者になるためにはどうしたら良いですか?」と尋ねると、「新体操の本場(ウクライナ、ロシア、ベラルーシ)に行って、現地の言葉で文献を読み、選手やコーチに触れなさい」とアドバイスを頂き、その言葉が大きく私の心に突き刺さり、ちょうどその年はウクライナで世界選手権があることも把握していたので、憧れの地ウクライナに行きました。


MT:すごいタイミングですね!


ウクライナとベラルーシ、新体操の本場で刺激を受ける


Ayaka:世界選手権を見にウクライナの首都キエフに着いた途端、街並みや雰囲気がとても好きになってしまいました。世界選手権も終わり、あと数日でウクライナの旅を終えようとしていた時、たまたま卒業旅行で旅行に来ていたロシア語を専攻している日本人の学生の女の子たちと知り合いました。すぐに仲良くなりましたが、彼女たちは次の日帰国してしまうので、彼女たちが町を観光していた時に日本料理屋で料理人をしている日本人と偶然知り合ったので「もし時間があればお店に行ってみてください」とその方の名刺を頂きました。


時間もあったのでご飯を食べに行ってみようとそのお店に行ったら、ちょうどその方がいて色々ウクライナの情報を教えてもらいました。次の日、その方の紹介でウクライナの体育大学に行った際、学長の方と直接会える機会になり、話しているうちに、ロシア語の準備コースに入学するためのInvitationをなぜかもらってしまいました。どうやら私がロシア語を勉強したくてやってきたと思ったらしいのです。

MT:え!その場でInvitationをゲットしてしまったんですか?そしてすごいタイミング!


Ayaka:その後、ロシア語の準備コースに入学し、午前中はロシア語の勉強、午後は紹介してもらったイスラエルの輸入会社でお仕事したり、夜はソ連時代、国の代表選手だったエレーナ先生の新体操クラブでアシスタントさせていただいたりと、休む暇がなかったですね。

その後、無事卒業して、ウクライナのオリンピック協会の国際課でのインターンシップがきっかけで、オリンピックに興味を持ち2016年のリオデジャネイロ五輪、体操・新体操競技とパラリンピックの車椅子バスケットで約2か月オリンピックに関わることができたのもとても貴重な経験となりました。


ウクライナオリンピック協会 国際開発課インターンシップ(キエフ)

2016年 リオデジャネイロオリンピック(体操競技、新体操、プロトコール担当) ブラジル


MT:ウクライナには何年くらいいらっしゃったんですか?


Ayaka:約2年滞在していました。ただ、丁度そのころウクライナはロシアとクリミア問題を起こしており、情勢が緊迫しており体育大の近くで銃撃戦もありました。


MT:クリミア問題のころだったんですね、しかも銃撃戦って相当緊迫していましたね。

Ayaka:はい、一時的に大学が閉鎖された時もあり、多くの外国人はウクライナを離れて行きましたが、「ここまで来たんだから、ここで勉強し続けたい」という想いがあり残りました。ウクライナに残ったことがきっかけで2015年に欧州安全保障機構(OSCE/ODHIR) と日本政府(外務省)が共同派遣する、ウクライナ地方選挙監視委員として、ウクライナ中部に位置するチェルカースィ州の選挙に関わりました。仕事内容は一晩中、選挙の開票様子の監視、不正がなかったか一般住民へ聞き取り調査するなど、貴重な機会にも恵まれました。

市民により犠牲者を追悼-ロシア軍と紛争の場となったキエフの中心地、独立広場

(当時の様子2015年)

MT:その後はベラルーシに行かれていますが、ベラルーシにした理由は何かあったのでしょうか?

Ayaka:ウクライナで思うように勉強や研究ができずもっと新体操の研究したいと思っていた矢先、ある日本の財団が、私の研究テーマである「旧ソ連の新体操の指導法について」というテーマに興味をもってくれて、2年間資金を支援してもらえることになりました。当初ロシアに2年間行こうと考えていたですが、ウクライナ人の友達から猛反対されました。ウクライナとロシアは歴史的に仲が悪く、政治的な部分だけでなく一般の人々の中でも両国では対立関係が深くあります。ウクライナ国籍でもウクライナ系の方とロシア系の方では普段使用する言語がウクライナ語とロシア語で分かれていたり(お互い理解できているのですが)日本では考えられないような複雑な問題があります。私の友達はウクライナへの愛国心が強い人が多かったので、ロシア行きに関しては悩んでいました。


そんな時2015年にベラルーシでヨーロッパ選手権が開催されました。”ヨーロッパを制する者が世界を制する”といわれるくらいヨーロッパ選手権はレベルの高いもので、また、私の夢の一つに「ヨーロッパ選手権を見たい!」というのがあり、大会開催地の首都ミンスクへ行きました。ベラルーシはヨーロッパ最後の社会主義国なので、実際行ってみるまでは怖いイメージが強かったのですが、町はとても綺麗で、人も素朴で親切な方ばかりでした。


グーグルマップで、周りの建物の情報を調べていたら、たまたまベラルーシの体育大を見つけ、大会合間の休憩時間を見つけて体育大に潜入し、職員の方に大学の研究室の詳細や受け入れ条件、自分がソ連のスポーツシステムや新体操を研究したいと相談したら、なんとまた学長のInvitationをもらってしまいました。後で知ったのですが、本当なら学長からサイン付きのInvitationをもらうには数週間かかるらしいのですが、たまたま相談した職員の方が、学長の身内の方でポジションの高い方だったのです。今思うと運がよかったとしか思えないのですが、その方には大変感謝しています。

MT:その行動力、もう素晴らしすぎて誰にも真似できません!まさに夢を一つ一つ叶えていきたいという想いがぶれていなくて、それがAyakaさんの行動力の起源になっていることを実感します。


実をいうと私、あまりベラルーシという国に馴染みがないのですが、新体操が盛んなんですか?


Ayaka:ベラルーシも昔から新体操が盛んで新体操レベルの高い国です。ベラルーシ語もあるのですが、基本的にはロシア語が公的にも使われており、ロシアとウクライナの中間の考えを持つ国です。そのことからロシアの大統領プーチンとウクライナの大統領が直接会議を行う際は、ベラルーシで会議が開催されたりしています。

また長年ベラルーシの大統領を務めるルカシェンコ氏がスポーツが大好きで、スポーツにかける費用は他国に比べて多くを費やしています。特にアイスホッケーが大好きなため、維持費が莫大にかかるアイスリンク施設が各都市に作られていて、国際大会も盛んに行われていましたね。それが国の財政を圧迫している大きな原因でもあるとも聞いていますが(苦笑)。


MT:なるほど、ちなみに旧ソ連時代のスポーツの研究は日本でもされていたんですか?


Ayaka:日本では旧ソ連のスポーツシステムを研究していたのは男性のみでした。女性が研究するというケースは稀でしたので、今後女性の視点で旧ソ連のスポーツシステムを研究することは新しい発見に繋がることだと思っていますし、自分が先駆者になれればと思っています。ベラルーシは娯楽施設やショッピングモールなど少ないので、正直、若い学生たちには物足りない部分も多いですが、大学や国立図書館に過去の文献や資料が残されていて勉強や研究をするにはとても適した環境ですし、手続きを行えば国のオリンピック選手が練習する施設等にもフィールド調査に行ったり見学することもできます。

   

ベラルーシ共和オリンピックアカデミーで東京2020について発表


MT:その研究、いつか本にしていただきたいです!


Ayaka:ありがとうございます!実は書籍化も私の一つの夢で、今後チャレンジしたいことの一つでもあります。


MT:そしてベラルーシで研究活動をして、その次がメキシコ!またも地球を大移動ですね。


Ayaka:ウクライナとベラルーシに滞在し、すっかり旧ソ連にはまってしまったのですが、マイナス20℃の極寒の地にいることや、人の難しさに疲れてもいました。気候の影響もあると思うのですが東ヨーロッパは陽気な方が少ないのです。また、スポーツ以外の新しい経験もほしいと思っていた時、たまたまメキシコの求人会社の広告が目に入り、何社か紹介してもらいました。そして早速、メキシコの新体操事情を調べたところ、サンルイスポトシは新体操クラブがいくつかあり、新体操が盛んであることが決め手となり、メキシコのサンルイスポトシ行きを決めました(笑)


メキシコ、まずは新体操が盛んなサンルイスポトシへ


MT:本当に偶然ですね!これがメキシコではなく他の国の求人会社だったら、きっとAyakaさんと今お話できていないですね(笑)


Ayaka:そうですね


MT:そしてサンルイスポトシの日系企業にご就職されましたが、新体操にはどうやってかかわっていったんですか?

Ayaka:新体操は子供たちの学校が終わった夕方から夜(17時~21時)にかけて教室が行われています。事前にいくつかの新体操クラブを事前に下見して雰囲気や直感で良いなと思ったら、直接訪問して代表の方と話をして、自分のこれまでの経験やメキシコで新体操に関わりたい想いを伝えました。CGRというクラブが有難いことに快く受け入れてくれて、次の日から選手コースの指導を任されました。大きな新体操クラブだったのでコーチが8人くらいいたのですが、その中に、メキシコで20年以上指導しているロシア人のコーチ(ナターシャ)に出会い、ロシア語で会話したり、旧ソ連のスポーツ話などで、とても気が合いました

左隣 ナターシャ     サンルイスポトシ 新体操大会 教え子たちと


生徒も100人くらいいたのですが、コロナウイルスのパンデミックの影響でレッスンもリモートに切り替わりました。経済状況が悪化した家庭が多くなったり、コロナで家族が亡くなった生徒もいたりと生徒も激減。コーチが余った状況になってしまいました。


MT:コロナウイルスのパンデミックの後、リモートでヨガやズンバのレッスンが多くなりましたが、Ayakaさんもリモートでされているんですか。


Ayaka:リモートレッスンの要望がありZOOMレッスンなどをしていた時もあるのですが、私はリスクはあるけれど、感染症対策に充分に気を付けながら少人数制で生徒へ直接レッスンしたいという考えです。自分が楽しくないと生徒たちも楽しくないと思うので、今はリモートレッスンは今は行っていません。


気軽にどなたでも参加できる新体操・ZUMBAレッスンを提供


MT:それで現在レオンで開講しているレッスンも少人数制をとっているんですね。さて、サンルイスポトシからレオンに移られたのですね。


Ayaka:将来、自分で何かビジネスを行ったり、いろんな視点をもった人になりたいと思い、2019年にサンルイスポトシの会社を辞めて、多くのことを学べる商社へ転職しました。レオンに引っ越してからも平日は会社員、週末はサンルイスへ行って新体操指導していたのですが、レオンやグアナファト州には新体操クラブや指導者がいない状況を知り、いつかここで新体操を広めていきたいと思っていた時に、コロナの影響でサンルイスポトシの新体操クラブでコーチが余ってしまっている現状をみて、レオンで教室を立ち上げるきっかけになりました。


MT:確かに新体操の教室、見たことなかったです。クラスの内容を教えてください!


Ayaka:2021年の1月から開催予定だったのですが、2020年12月にクラスの宣伝をした所、12月からクラス開催希望の声が多かったので12月中旬から開催しています。毎週土曜日の午前11:00-12:00は初心者・日本人クラス(定員5名まで)、12:00-13:00は初心者・メキシコ人クラス、土曜日に補習校に行かれているお子さんは参加できないので、日曜日の午前中も今後はクラス開催予定です。イラプアトからもいらっしゃる方がいるで、今後人数が増えて場所があればイラプアトでも開校したいですね。また、コロナウイルスの感染を気にされている方にはプライベートレッスンも対応可能です。


初心者クラスでは、体力・柔軟性・表現力・ジャンプ力を中心にロープやリボン、大網を使って練習を行っています。特にメキシコは車社会で足腰を鍛える機会が極端に少ないので、沢山ジャンプをさせますね。今後は育成クラス、競技クラスも作って将来的に大会へも生徒を参加させて行きたいと思っています。


1月からは毎週土曜日の13:30-14:30 ZUMBA&リボン体操(60分・日本人クラス)も始めました。約30分ラテンの曲でZUMBAを踊りエクササイズ、残りの時間は新体操のリボン5mを使って上半身のエクササイズを行います。新体操教室に来ているお子さんのママさんたちが多く参加されてます。男性も大歓迎ですし、今後はメキシコ人クラスも始めていく予定です。


現在は新体操クラス、ZUMBA&リボン体操クラスは1レッスン、1名100ペソで対応しています。新体操の教室や習い事の多くは月謝制ですが、初心者から競技者まで気軽に来ていただきたいので、その都度お支払いいただくスタイルにして、入会金はなしにしています。場所はイミグレーション、たい焼き屋・零さん近くのSan Martin Outlet 内のジム”All star academy sur”、外から見るとトロフィーが沢山飾ってあるところです。頂いたレッスン費用はジムの使用料やレッスンで使用する道具代に使用していますが、残った分はメキシコの体操協会に寄付する予定です。


コロナウイルス感染予防対策としてAll star academy surのジム内には壁に3つの扇風機があり喚起を常時行い、ジムに入る際は体温チェック、アルコール消毒、靴裏の消毒、レッスン中のマスクの着用をお願いしています。体育館内は生徒とコーチのみでご父兄の方は外に椅子を用意していますので、外で待機して頂くようご協力をお願いしています。



MT:開始してどんな反響がありましたか?


Ayaka:「新体操のリボンを回してみたかったから嬉しい」「コロナウイルスの影響でstay homeで、家でゲームばかりしていて身体を動かす機会がなかったので、とても楽しかった」「お友達ができて嬉しい」「気分転換になった」など嬉しい声をいただきました。


MT:感染症対策に気を付けて、プライベートレッスンも可能ならば生徒さんも安心ですよね。まだまだコロナウイルスの影響は続いていますが、そんな中でも今後、Ayakaさんが挑戦したいことを教えてください!


メキシコで新体操のプロを育てていきたい


Ayaka:3つあります。まずは、ズンバ&リボン体操クラスなど、今までにないフィットネスを作りだして行くことです。ズンバの良い所は自分のペースで楽しく、先生の振付を見て真似して踊るフィットネスダンスです。先生も振付を教えたり、しゃべったりせず、手で簡単な合図をしたりステップの回数を知らせるのみ、コロナ禍には合っているスポーツだと考えています。


その後行うリボン体操は新体操のリボンを使用しますが、リボンがぶつからないように人との距離を2m以上離すので、ソーシャルディスタンスを得ることができます。子供から大人、更には男の子まで楽しめるクラスにしていきたいですし、他にも新しいフィットネススポーツを考えて作りだして行きたいと考えています。


2つ目は世界に通用するトップ新体操選手をメキシコで育成していくことです。メキシコではまだ新体操というスポーツが知られておらず、非常にマイナー競技です。ウクライナとベラルーシという新体操の本場で学んだ経験を活かして、臨機応変に初心者から競技者まで育てていきたいです。


最後は、先ほども触れたように、新体操の本を出版したいです。日本人の中には、ロシアに練習しにいった選手はいるけれど、システムや新体操の歴史を実際に研究した指導者はいないので、これまで現地の考え方・日本人の考え方の違いのニュアンスを文章にした人もいませんでした。旧ソ連・日本・南米の3つの新体操視点を踏まえて、形に出来たらと考えています。


MT:これまで日本人の新体操の指導者はメキシコにはいませんでしたし、とてもいい取り組みだと思います。絶対に今お話された3つの夢を挑戦して叶えていっていただきたいです!Ayakaさん、今日は本当にありがとうございました!


Ayaka:ありがとうございました!

編集後記


「海外で新体操を教えたい」というブレない一つの夢を持つことで、ここまで行動に起こせるなんて同じ女性として尊敬してしまいました。大学に潜入して学長からInvitation letterを頂いたのもタイミングと運もあるかもしれませんが、おそらくお話を聞いていた学長の方が、Ayakaさんの真の強さとブレない考えに即効でオファーを出した様子がうかがえます。


また、コロンビア→ウクライナ→ベラルーシ→メキシコと海外を転々と出来るのも、新体操を指導するという武器があるからこそできることであり、語学以外の何かを身につけることの重要さを実感しました。ロシア語もお話になり、文献を読みこなし論文まで書くくらいの語学力、羨ましい・・・!そんなAyakaさんであれば、メキシコから新体操のオリンピック選手を選出すること、本当にできそうな気がしてきました。いや、絶対出来ると確信して応援します!


本文中でご紹介のあったクラスのご予約は、直接Ayakaさんの以下の連絡先までお問い合わせください!



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