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写真家・篠原誠二の世界観:日常の美を引き出す写真たち(マンホール)



皆様こんにちは。写真展”この人”がもう間もなくイラプアトからメキシコシティへと続きますが、ここで写真を見た方々やこれからご覧になる方のために、改めて篠原誠二の写真の持つ世界観をお伝えしたいと思います。


今回は、マンホールをテーマにしました。日常の何気ないシーンにあるマンホール。篠原はこうした見落としがちな日常の魅力を写真を通して伝えることもしています。では、作品とともに見て行きましょう。


篠原誠二の写真に見る日本各地のマンホールの魅力


篠原誠二は、日本各地のマンホールを撮影することに情熱を注ぐ写真家です。彼の作品は、日常の風景に潜む美を見出し、それを通じて各都市の個性や歴史を語りかける力を持っています。篠原がマンホールを撮影する理由は、単なる美的追求だけでなく、自身の旅の記録や地域の境界を視覚的に伝えるという、深い意味を持っています。


旅の記録としてのマンホール




篠原は、自身が訪れた場所を記録するためにマンホールを撮影します。各地のマンホールは、その地域特有のデザインが施されており、篠原にとっては一種の道標となります。彼の写真は、旅の足跡を辿る視覚的な日記であり、どこにいたのか、どこを歩いたのかを記録する手がかりとなっています。こうした記録は、彼自身だけでなく、観る者にもその場所の雰囲気や特徴を伝える役割を果たしています。


地域のストーリーテラー


日本各地のマンホールには、その地域の歴史や文化、特色が反映されています。篠原の写真は、こうした多様なデザインを通じて各地域の特性や背景を物語ります。例えば、東京のマンホールは都会的で洗練されたデザインが多い一方、地方のマンホールには自然や伝統を感じさせるデザインが施されています。篠原の作品を通じて、私たちはその場所の歴史や文化を深く理解することができます。


境界を示すシンボル



篠原は、マンホールが県境や市境を示す手がかりになることを強調しています。彼の写真は、地域の境界を視覚的に捉えることで、観る者に地理的な理解を促します。各地のマンホールは、その地域の境界線を示すシンボルとして機能し、篠原はそれを通じて地理的な情報を視覚的に伝えることを目指しています。この視点は、地理や地域の違いに対する理解を深める手助けとなります。


日常の再発見


篠原の作品は、マンホールだけではなくほうきや電線、雲の様子などといった私たちの日常生活の中に隠れている美や価値に気づかせてくれます。


普段見過ごしがちな道端のマンホールに焦点を当てることで、観る者に新たな視点を提供し、日常の風景を新鮮な目で見るきっかけを与えます。彼の写真を通じて、日常の中にこそ本当の美が存在することを教えてくれます。


美の多様性



篠原のマンホール写真には、各都市ごとの多様なデザインや素材、形状が登場します。これらのバリエーションは、日本が持つ多様性や文化の豊かさを象徴しています。篠原の視点は、日本各地の個性や歴史、文化的背景を一つの作品として捉え、地域ごとの特色を浮かび上がらせます。


都市生活の詩人


篠原誠二は、各都市のマンホールを通じて、その場所特有の生活感や詩的な側面を探求しています。彼の写真には、都市や地方の喧騒や静けさ、無機質なオブジェクトに込められた人々の営みが映し出されています。この詩的な視点は、各都市や地域生活に対する新たな理解と感受性を育む手助けとなります。


篠原誠二のマンホール写真は、日常の中に隠れた美しさと物語を発見するための道標です。彼の作品を通じて、私たちは日常の中に潜む驚きや感動を再発見し、各地域の新たな一面に気づくことができます。篠原の写真は、各都市やその風景を愛し、そこに生きる人々の物語を尊重する姿勢が滲み出ており、その魅力は尽きることがありません。


次は私達にどんな日常に潜む美を見せてくれるのでしょうか。写真家・篠原誠二の写真への執念・追及のストーリーはまだまだ続きます。



 

※写真の無断転載・商業利用はご遠慮ください。




MEXITOWN 篠原誠二氏のインタビューはこちら


 

経歴:

篠原 誠二 Seiji Shinohara

北海道生まれ。26歳の時にメキシコに渡墨。メキシコ在住歴46年。

公益社団法人 日本写真協会 会員

COPARMEX グアナファト州 レオン地区 文化担当顧問

CLUB FOTOGRÁFICO DE MEXICO A.C. Fundado1949 国際文化交流理事

(社) 日墨協会 FOTO CLUB AZTECA NIPPON 代表

1995年~1996年日墨協会事務局長

2015年~2016年日墨協会理事 広報出版部長

これまでにメキシコシティ、モンテレイ、レオン、トルーカ、タパチュラで23の写真展を開催。


著書:"移民一世の肖像Retratos de los Inmigrantes Japoneses"(Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2009)

"日系二世の肖像 Retratos de la Segunda Generación de Japoneses"(Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2011)

"日系三世の肖像 Retratos de la Tercera Generación de Japoneses"(Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2013)

"ARROTILLA 日本―メキシコ国際結婚の結実 Los Matrimonios de Japoneses y Mexicanos" (Comunidad Japonesa en México Actualmente Fotógrafo oficial Fuji Film, 2015)

“Mi Mexico 俺のメヒコ” (2022)

 

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