「MarkLines Mexicana 新体制始動!安達さん帰任・牧野さん赴任」
- Shoko Wen
- 8月20日
- 読了時間: 4分

安達さん、メキシコ駐在を終え帰任へ/牧野さん、新たな挑戦に意欲
メキシコ・レオンを拠点に、メキシコ自動車市場を深堀りするプロフェッショナル集団のMarkLines Mexicana。2023年に赴任し、2年間にわたり現地営業とカスタマーサポートの両面で活躍してきた安達さんが、このたび日本への帰任を迎える。後任として、新たに牧野さんが着任し、世代交代のバトンが静かに、しかし力強く渡された。
安達さんがメキシコ駐在で感じたこと

着任当初の安達さんが直面したのは、「アメリカ発の戦略をそのままメキシコへ横展開する」従来のやり方と、現実とのギャップだった。メキシコ市場は独自の経済環境、サプライチェーン構造、人材事情を抱え、必ずしも米国式が適合しない。「近年、アメリカの戦略をそのまま持ち込んでも成果が出にくくなっている。市場ごとの事情を踏まえた、現地独自の判断が重要です」と振り返る。
営業活動では、顧客の課題をヒアリングし、必要な情報を的確に提示するスタイルを徹底。カスタマーサポート業務にも積極的に関わり、顧客がMarkLinesの情報プラットフォームを最大限活用できるよう伴走した。ときには現場に足を運び、経営層だけでなく担当者レベルとも信頼関係を築いた。そして今年、メキシコ主要自動車クラスターと提携し、情報ネットワーク構築に向けた取り組みを強化するという偉業を成し遂げた。
この2年間で培われた現地企業とのつながりは、単なる営業成果にとどまらず、「情報を通じて現地の産業に貢献する」という同社の理念を体現するものとなった。メキシコ生活がすっかり気に入った安達さん。「メキシコ料理が大好きになり、食には全く困らなかった。また、カマラ(メキシコ日本商工会議所)などの行事を通して、多くの日系企業の方とも交流することができた2年間となった」、と語る。
新たな挑戦に向かう牧野さん

そして安達さんのバトンを受け取ったのが、牧野さん。神奈川県出身で、幼い頃は香港での生活、法政大学時代はアメリカ・アイダホ州への留学を経験し、異文化環境での生活と学びを通じて、グローバルな視野を養った。前職では化学メーカーの自動車資材部にて、素材から部品に至るまでの営業に携わり、幅広いサプライチェーンの知識を身につけた。
「まずは大好きなテキーラや日々の生活を通じてスペイン語の単語や基礎から固め、現地のお客様と直接会話できる力をつけたい。その上で、日本や北米のお客様とメキシコをつなぐ情報の架け橋になりたい」と語る。何と日本でテキーラ・マエストロ、メスカレロ資格を取得しており、メキシコに赴任したことはある意味運命だったかもしれない。
着任からわずか3週間ながらも、柔らかい物腰と誠実な対応で現地スタッフや顧客との距離を縮め、「以前からチームやメキシコにいたような自然さ」と評判だ。今後は安達さんが築いた関係を土台に、自身の営業経験と新しい発想を加えて、さらなる顧客満足度向上を目指す。
バトンは受け継がれ、進化する
安達さんは帰任にあたり、「現地の声を拾い、それをどう活かすかがこれからのカギ。牧野さんなら、きっと新しいやり方で次のステージへ導いてくれるはず」と期待を寄せる。牧野さんも「安達さんが残してくれた信頼と基盤は何よりの財産。これを活かしながら、自分らしい付加価値を加えていきたい」と意気込みを語った。
メキシコの自動車産業は今後も変化のスピードを増すと予測される。MarkLines Mexicanaの新体制は、その変化を捉え、顧客とともに未来を切り開いていく。安達さんが築いた基礎は、牧野さんの手によってさらに広がっていくだろう。

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マークラインズポータルサイト: https://www.marklines.com/portal_top_ja.html
お問い合わせ先

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Address: BLVD Mariano Escobedo 3634 503 y 504 5to piso,
ESCODE MONACO ORIENTAL ANAYA C.P. 37510 LEON GTO
Tel: +52-477-796-0560
E-mail: adachi@marklines.com
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